🤲 なかでイタリアの素粒子物理学者パオロ・ジョルダーノの『コロナの時代の僕ら』（早川書房）は、コロナ発祥拡散直後の３月に書かれたエッセイで、１カ月ぶんの激変の中で綴られた、涼やかだが、思慮深いエッセイだった。 汚職根絶などに辣腕を振るい、商工省を改組し（のち経済産業省）を設立した。
12『老木の花 友枝喜久夫の能』求龍堂 1989、写真・吉越立雄、大倉舜二• ところが、天変地 異のように、昭和恐慌（１９２７～１９３０頃）が起り、正子の夢は断たれることになった。
和の懐かしい雰囲気の中に洋風テイストが加わった、質素ながらオシャレな雰囲気。
😒 144• しかしこの師匠に対する恥じ入る行為を、この師匠に捧げた著作の冒頭に持ってくる辺り、白洲正子 は、やはりただ 者ではない。
13『道』新潮社 1979、新版2007／新潮文庫 2011－歴史紀行• その〈健脚〉ぶりはになっても衰えず，自分の眼で見，直接足を運んで執筆する姿は，終生変わらぬ基本姿勢であった。 そこでそのフェチに降りていって、そこに爆薬を仕掛ける。
押しつけられようが、そうでなかろうが、いいものはいいと率直に受け入れるべきではないだろうか」• 手で物を持たず、指さず、腕でするというのも同じこと。
😭 大手取次店の配本にもとづき、書店も図書館も十把一からげになっていく。 1937年（昭和12年） - 日本食糧工業（後の日本水産）取締役就任。 （明治43年）1月7日 - （現：）に父と母・常子の次女として生まれる。
正子が能を学んでいた梅若家の能舞台は、隅田川に架かる浅草廐橋（うまやばし）付近にあったが、これも焼失し、蔵だけが残り、梅若家の人々は、隅田川につ かって難を逃れ、渋谷にある京極家の舞台に避難をして、そこで休むことなく、早速お能の稽古を始めていてのである。
レストランのみ利用の場合は、受付でその旨伝えると入場料なしで入場できます。
✌ 『白洲正子全集』 新潮社（全14巻別巻1） 2001-02 - 別巻は対話集 対談・共著 [ ]• 白洲は外貨獲得のためにイギリス企業に売却を主唱するも、の反対によって頓挫した。 日本の神々 新潮社 1998（とんぼの本）• 『白洲次郎 占領を背負った男』 、2005年、• それより、どういうふうに著者やその本をアプリシエートすればいいか、いい格闘技を愉しむか、そこ念頭においてきた。
14悲しいがどこかで「ほっとした」という正子の気持ちは、よく分かる。
お皿にはキャベツの千切りが一緒に添えられているのも白洲家風。
😀 長女（第三子）： - 旧白洲邸・館長 略年譜 [ ]• その父の死をめぐる一編「ある風景」に、わたしはほとほと感じ入った。 父愛輔は初代台湾総督である樺山資紀の長男であり、母常子は西郷隆盛が実弟のように可愛がっていたと言われる川村純義の娘です。
16父もそのように思っていた。
一方、青山は、そんなことは分かっていない。
👣 「正子自伝」に、父によって、能という新しい世界に誘（いざな）われた時の様子がリアルに記されている。
白洲信哉さんは、 細川護熙元首相の公設秘書を されていた方で、 その後、 執筆活動を旺盛にされています。
ところが、どのような経緯があったかのか、正子は、女性として初の能舞台に立つことになった。
📱 何だか変なものだと思って見ている間に、こっちは一向その気がな いのに奇妙にひきいれられて行く。
8墓所は兵庫県のである。
眼を見開き、からだごと切りこむようにして白洲正子が繰りかえし繰りかえし見いだそうとしたもの、その相手こそ日本であり、日本人に違いなかった。
🤜 「 小林 そういう癖はあるだろうな。 郷中は、藩士の子弟が七、八歳から稚児となってこれに加わり、二十歳過ぎまで、この中から 生まれるリーダーを中心とした自主的な教育により、徹底した文武両道の教育がなされたのである。 明治43 1910 年1月7日、樺山伯爵家の二女として東京で生まれる。
8お前の見方が甘い。
『やきもの談義』 と対談、駸々堂出版 1976、風媒社 1997• ある時には原稿 を見てやると言われ、青山に見せると、無駄が多いと、半分以上が削られ、しばらくの間、原稿が書けなくなったこともあるそうだ。
❤ 樺山家は、薩摩藩出身で戊辰の役や西南戦争、日清戦争で功があ り、海軍大将、海軍大臣、初代台湾総督、伯爵となった樺山資紀（かばやますけのり：1837－1922）より始まる。 牧山圭男 『白洲家の日々 娘婿が見た次郎と正子』 新潮社、2012年4月／新潮文庫、2015年• いまや危険なのはキャバクラやホストクラブではなくて、家庭のほうなのである。 つまりそこには「盲目性」がない。
目の前に来た車をさばいているだけだ。
と同時に、そういう眼で真正面から見られても、たじろがぬだけの自分の物を持ちたい。