⚔ 「近所の農家からもらう」「両親の実家からもらう」ほか、「神社やお祭りでもらう」「町内会の餅つきでもらう」という人もいました。 かまぼこは食べやすい厚みに切り、黄ゆずがあれば、皮を薄くへいでおきます。
では、地域別にみるとどうでしょうか? どの地域でも90%近くの人がお雑煮を食べるようですが、割合はかなり地域差があることがわかります。
よく知られているものだけでも、その種類は100を超えるほど多様。
✍ 具は鶏肉、かまぼこ、白菜、人参、唐人菜など、必ず奇数(9種や13 種など)入れます。
10希少な魚をハレの日にいただく伝統が今も息づくお雑煮だ。
食べるタイミング お雑煮は、食べるタイミングが地域によって異なりますが、一般的には、三が日(1月1日~3日)に食べることが多いようです。
⌚ 2015年文化庁文化交流使に任命され、約3カ月諸外国を回って英語で日本料理を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。 そのままでもおいしいのに、おもちは汁から引き出してくるみダレにつけるのが伝統の食べ方。
14ぎんなん(新潟県・30代男性)• 武士が作る料理であったことから、正月のお雑煮文化もそれを引き継いだものと言われています。 女性向け日本酒本「日本酒日和」(舵社)監修。
他の具材の意味• 私自身も子供時から50年以上、岐阜の典型的な雑煮というものを食べてきましたから、上記の記述には、何の疑問ももちませんでした。
🤚 また、九州で雑煮を「なおらい煮」とよぶところが多いのは、年越しの夜に神をむかえて行った祭りの直会(なおらい)として供饌の餅を下げ、雑煮を祝った事によると言われています。 金箔(石川県・20代女性)• そういえば福岡の友達はブリと鶏肉を入れるって言ってたなあ。
9岐阜の御雑煮と言えば、「角餅(煮餅)に醤油の澄まし汁、みは正月菜、鰹節をかける」位のシンプルなものを思い浮かべます。
ここからは、お雑煮の味付けについての調査結果を紹介していきます。
🤑 出世魚のブリは、嫁ブリといってこの地域では嫁の里帰りにブリを持たせるなどの習慣もあり、多く使われています。 自分の食べているお雑煮が当たり前と思っていても、他の地域と比較すると、まったく作り方が異なるということがあります。
16面白いのは、誰に聞いても「うちのお雑煮は普通」って思っていること。 お雑煮は関西・京都から始まったお料理で、元々は白味噌がベースだったと言われています。
沖縄県ではそもそも、お雑煮を食べるという昔ながらの風習はありません。
✌ ・一部の熊本県では、お雑煮に納豆を入れる 「納豆雑煮」があります。 岡山県では、ほうれんそうを入れる人が、ほかの地域より多い結果になりました。
人参、大根、里芋といった関西風お雑煮のオーソドックスな具材に鰹節のトッピング。
まとめ あまりにも諸説ありすぎて、どうまとめるかも悩んだくらいですが… 現在日本に残っている古い風習のほとんどは、由来にこだらわず継承していくこと自体が大切とされていたり、時代に合わせてかたちを変えていたりします。
🎇 「丸餅を焼く、もしくは焼いてから煮込む」と答えた人が多かった県は、奈良県と大分県でした。 関西地方は、里芋を入れる人が多い地域でした。
1一方で、東京や寒冷地などの関東地方では、角餅を使用する傾向にあります。
京都府のお雑煮 白みそ雑煮 甘い白みそベースで、里芋・雑煮大根・金時人参など。