光源氏 の 誕生 現代 語 訳。 「源氏物語玉の小櫛:もののあはれの論」の現代語訳(口語訳)

⚐ 「式部」は式部省【学識の優れた人物が働く部署】というお役所の部署の名前で、紫式部の父が働いていた部署でした。 頭中将(とうのちゅうじょう) 源氏のライバルで大親友。 前の世にも御契りや深かりけむ、世になく清らなる玉の 男 をのこ 皇子 みこ さへ生まれ給ひぬ。

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しかし、この皇子(光源氏)は臣下(皇族の家臣)になって終わる方でもありません」 という事を言わるのです。 で、桐壷天皇は、正妻として時の右大臣の娘を貰っていましたが、あまり、性格がよくないのか、相手になさらない。

🤚 たれ 完了の助動詞「たり」已然形 ば、 接続助詞. 『源氏物語』の現代語訳:桐壺1(現在位置) [古文・原文] いづれの御時(おおんとき)にか、 女御・更衣(にょうご・こうい)あまた侍ひ給ひ(さぶらいたまい)けるなかに、 いとやむごとなき際(きわ)にはあらぬが、すぐれて時めき給ふ、ありけり。

また、皇帝や帝を「天子」という。 29歳という当時としては遅い年齢で17歳年上の山城守(やましろのかみ)・藤原宣孝(のぶたか)と結婚。

🍀 時は、なほよりどころなく心細げなり。 匂宮(におうのみや) 今上帝と明石中宮の皇子は、源氏譲りの色好み。 筑紫(ちくし)より上洛し、宮中の人気を独占。

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そこで光源氏を中心とする主な登場人物を一覧で紹介します。

😍 またある時には、どうしても通らなければならない馬道の戸を締めて通れないようにし、こちら側とあちら側とで示し合わせて、どうにもならないようにして更衣を困らせることも多かった。 現代語訳 上達部、殿上人などまでも、不愛想に、目をそむけそむけしていて、 まことに正視に絶えないほどの 帝の桐壷の更衣への ご寵愛ぶりである。

はじめより我はと思ひ上がりたまへる御方(おほんかた)がた、 めざましきものにおとしめそねみたまふ。 上達部や殿上人たちも、みなそのご様子を気に入らなくて目をそむけており、とても見ていられないほどのご寵愛ぶりです。

👊 同じほど、それより 下臈 げらふ の更衣たちは、まして安からず。 。

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「候」は謙譲語の本動詞で、「お仕えする」という意味だよ。 帝は、別の女御(=弘徽殿の女御)との第一皇子がいたが、桐壺の更衣との子をこの上なく大切にした。

🖐 この女御のご苦情だけは、やはり面倒に、気の毒にもお思い申されるのだった。 同時代に活躍した「枕草子」の作者・清少納言は一条天皇の中宮定子に仕えており、あらゆる面でライバル関係にありました。

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朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、 恨みを負ふ積もりにやありけむ、いとあつしくなりゆき、 もの心細げに里がちなるを、いよいよあかずあはれなるものに思ほして、 人のそしりをもえ憚(はばか)らせたまはず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。