😝 市陸上競技協会理事長の吉野宏さん（６５）ら４人が指導する。 グエム・アブラハム選手 「僕が走っていい結果を出すと、南スーダンのみんなが喜んでくれると思います。 写真と文 三浦邦彦. 取材を通じて、いま一度オリンピックの意義を見つめ直す必要があるのではないかと感じました。
20ホストタウンの前橋市内で１８日から練習を始めている。
ときおり笑顔も見せながら、汗を流した。
☢ 選手た ちは黙々とトラックの上を走り込む。 また、Tシャツ背面には、上段に南スーダンでポピュラーな家畜や野生動物・男女のアスリートを、下段に前橋市を象徴する花木や建造物をイラスト化。 南スーダンで支援活動をしている国際協力機構（JICA）の仲介で、前橋市に選手団が来たのは2019年11月。
5男子陸上１５００メートルのグエム・アブラハム選手（２１）は「受け入れが簡単でないことも分かっている。
市民らも協力してお り、コーチや通訳などのボランティアを買って出ている。
♻ また、選手団が来日してから積極的に市民交流の機会を設けるよう努めてきました。 元ＪＩＣＡ隊員でアフリカでの滞在経験のある善養寺良子さんは、市と連携し、南スーダンを応援するオリジナルのＴシャツを作成。 いまも国民の３分の１が難民だといわれています。
1JICAは、2011年の独立後も国内の不安定な情勢が続くは南スーダンの現状を説明したうえで、東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプの受け入れに関する打診を前橋市に行った。 そこで、市民の皆さんを始め、前橋市の考えに、ご賛同いただいた皆さんから必要な資金を広く集めるため、ふるさと納税制度（＊1）を活用することとしました。
しっかり練習ができる。
🤙 前橋市での選手の様子が報じられ、「長期間、無償で南スーダン選手を受け入れるとは、日本はなんて寛大な国なんだ。 南スーダンは２０１１年にスーダンから独立した新しい国だ が、内戦が続いた影響などで十分な練習環境が整っていない。 続いて選手2人とコーチに通訳を介して事前に考えてきた質問を投げ掛けた。
4現在はようやく停戦し、暫定政権が樹立されましたが、衝突の影響から練習環境も整備されていません。
「スポーツには国を１つする力がある」という信念があったからです。
☭ 今後この交流がより深まり、様々な分野の交流に発展していくことを期待しています。
15ホストタウンでは、各国の選手団を受け入れ住民と交流するなどさまざまな行事が計画されていて、国が費用の半分を補助するほか、選手の検査など感染対策にかかる追加費用も国が負担する方針を示しています。
最近は代表合宿に呼ばれる機会も増え、南スーダンの選手たちと練習する時間は減ったが、「同じ舞台に立ちたい」と意気込む。
😆 今月17日、オンラインで開かれたホストタウンの会合でも、南米チリの選手団を受け入れる予定の宮城県の加美町が、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣に対し「濃密な交流はかなわずどのような形で交流を進めればいいのか。 オリンピックやパラリンピックが「平和の祭典」と呼ばれるのは、２つの意味があるからだと思います。
14参加したアブラハム選手は、スポーツを通じて国が１つになることを実感したのです。
五輪・パラリンピックの開催にも不透明感が増している。
🍀 その場にいた日本人全員が、社会や文化、気候も異なる日本での長期生活ができるのか心配しました。 高校を卒業し、家族を支えようと思っていたちょうどその時、日本への長期派遣が決まりました。
前橋市では選手たちがトレーニングに集中できるよう、彼らの日常生活を充実させるプログラムを作っています。 内戦で疲弊して十分な練習環境が整っていない。
五輪に向け全力を尽くしたい」と話した。
⚒ 大会本番までの8カ月程度のはずだった滞在期間は開催延期で1年を超えた。
13オリンピック選手であっても、まともに練習ができない状態でした。 新型コロナウイルス禍による東京五輪の１年延期を受けて関係各機関は再調整を求められたが、群馬・前橋市では南スーダン選手団の長期合宿事業を継続している。
東京五輪を目指しての事前キャンプだったが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で大会は1年延期。