竹ノ塚 フィリピン。 竹ノ塚

☎ 都県境に位置するこの竹ノ塚駅周辺に、フィリピンパブが集まり始めたのは、バブル崩壊前の1980年代に溯る。

下手すると歌舞伎町以上に何が起こるか分からない場所である。 「足立のリトルマニラ」の異名を持つ竹ノ塚のフィリピンパブ街 ただでさえイメージの最悪な足立区内でも特にDQN度数が高い「竹ノ塚」の雰囲気の悪さを作っているのが駅南東側一帯にある飲み屋街の存在だ。

🤭 写真=水谷竹秀 (水谷 竹秀). アニーが振り返る。 愛知県蒲郡市のフィリピンパブでは3月上旬、「コロナばらまき男」が入店して店の従業員に感染させ、メディアでも話題になった。

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この密着度合いはキャバでは味わえない醍醐味で、ここにおっさんたちは勘違いも含めてどハマりしてしまう。

👆 ポジと似たような感覚をもつ人はきっと 感性が似ているんだろうね。 夜間だけ営業する周囲のフィリピンパブとは異なり、早朝から営業するのが売りだった。

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クラスター(感染者集団)が発生したとみられている。 「本当に暇になった。

👌 ママ、アニーは、コロナを機に、新たな岐路に立たされている。 アニーが振り返る。 我慢との闘いになっているよ。

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ところが、他店からのやっかみを買うことになり、嫌がらせにつながったと、アニーは述懐する。

😒 以降、店の休業が相次ぎ、人通りが少なくなったことから、街はゴーストタウンと化した。 直接竹ノ塚辺りにはいきませんが、足立区も意外に近く、自分が思っている以上に身近な出来事に驚きというより、恐怖を感じます。 多文化共生社会の一端を垣間見たような、良い経験でした。

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カウンターのパーティション越しに、アニーが語る。

😜 IT関連やらYouTuberなど間違ってもピンパブにはいない。 今から 30年前の日本に来ている訳ですから、 バブル真っ盛りの時です。 区によると、ともに足立区竹の塚1丁目の 「ソシアリスタ」と 「ヴィーナス」で、両店とも現在は臨時休業になっている。

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また電話します」などと突然言われ、以来、梨の礫だという。 (写真の一部は2018年9月の1回目調査時に撮影したものです) 引き続き、調査を継続する予定です。

🙃 「お店の女の子も減っちゃった。

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もう何ヶ月も赤字よ。 注意していても何が起こるか分からない。

📞 呼び込みの人に『カリンはどこですか?』と尋ねると、『今日は休みだよ』と勝手に説明され、他の店に案内されることもありました」 それでも店は常連たちになくてはならない存在となり、オープンから今年でちょうど10周年を迎えた。 アニーがママを務めるパブ「カリン」(現在の名称は「Momsy」だが、常連の間では「カリン」と呼ばれている)は、クラスターが発生したその店が入居する雑居ビルの目の前だ。 コロナになってから店に出てくるのも怖いみたいで。

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パブには、埼玉方面へ帰宅するサラリーマンが立ち寄るだけでなく、深夜に仕事を終えたタクシー運転手なども通っており、中高年層の憩いの場となってきた。