❤️ 苦しかろうが我慢してくれと涙を流して申された」と話し、なおも本土決戦を主張する将校らに「ならば、阿南を斬れ！」と一喝して押しとどめた。
1梅津も「私個人としては即時終戦だが、参謀総長としてはそうはいえない」と、もらしている。
この制度によって、陸軍大臣が反対をすれば決定ができず、陸軍が大臣を推挙しなければ内閣をできなくなる事例が出て来て、日本の政治は陸軍によって大きく左右される恐れが出てきた。
🤲 しかし、憲兵隊はすぐに吉田を釈放することなく、特にとの関係について厳しい尋問を行ったが、吉田の拘置所内の待遇については、で差し入れ自由という恵まれたもので、阿南の配慮があったものとされている。
7これは「礼を尽して、陸軍の協力を求めること」という岡田啓介の助言によるものであった。 東郷は 「近代戦における勝敗は、物資の消耗、すなわち生産の増否にかかわるところが大きく、この点からみても、もはや戦争の継続は困難で、今後一年も続けることは不可能と思う」 と述べ、さらに 「この点の見通しに総理との間に意見一致せざるにおいては、外交の重責を引き受くるも、今後の一致協力ははなはだ困難であるので、せっかくの申し出もおことわりするほかない」 と答えた。
阿南はこれを快諾した。
💋 私は外務大臣の意見に同意である」「もちろん忠勇なる軍隊を武装解除し、また、昨日まで忠勤をはげんでくれたものを戦争犯罪人として処罰するのは、情において忍び難いものがある。 （明治45年）阿南はへの進学を目指した。 阿南は親交のあった吉田の拘束を聞くと、自らの立場は抗戦派であったのにも関わらず、陸軍人事局以来の部下で信頼の厚かった軍事課長大佐を呼び「すぐに釈放せよ」と命じている。
4僕が辞めるという噂があったらすべて否定しておいてくれ」宣言を海軍内でしています。
この事件は、上層部の和平の動きに一撃を加えて、陸軍の不退転の決意を示そうとした兵務局の抗戦派将校らが憲兵を使って吉田を逮捕させて東部軍に送ったというのが真相であるが、阿南はこの起訴を画策した兵務局の強硬派などの一部の反対を押し切って、吉田を微罪釈放と決定している。
👀 略歴 [ ] 出身。 また協和会中央本部総務部長、満州映画協会理事長という表の顔を持ちつつ、裏で暗躍します。 「追水です」 と鈴木が答えると、阿南は 「いいでしょう。
14歴史を学ぶのは、過去の事実について、過去の人がどう考えていたかを学ぶことだ』『私が著名人だと思った人物は全て著名人である』がモットー。 阿南はホーランジアの奪還を主張し、サルミにあった主力を奪還作戦に投入しようとしたが、大本営やに制止された。
どう考えても国を救うのはこの鈴木内閣だと思う」としっかりした口調で語っている。
✋ この間米国側から盛んに日本の回答の遅延を責めて参ります。
5また、米内は「阿南は個人としてと陸軍代表としての意見が全く違う」と愚痴ってたこともありましたが、 これはけっこう阿南の本心を伺う上でキーワードになるかもしれません。
当時の陸軍内では珍しく政治的に無色で、昭和11年 1936 の2・26事件の折には「農民の救済を唱え、政治の改革を叫ばんとする者は、まず軍服を脱ぎ、しかる後に行なえ」と明言し、軍人は政治に関わるべきではないとしています。
✍ しかし、このような重要な提議をするためには航空総監である阿南の諒解が必要であり、陸軍航空の海軍指揮下編入に同意していた参謀本部第1作戦部長中将は、気兼ねしながら阿南に申し出た。
昭和天皇の意を受けて、外務省はソ連の駐日大使が疎開していたのに、元を交渉に向かわせた。 豪北時代の阿南の日誌に当時読んだ本の名を挙げてあるが、数はごく少ない。
この席にただ一人侍立していた侍従長の藤田尚徳海軍大将は、その手記に、 「……この君臣の、打てば響くような、真の心の触れ合う場面を拝見し、陛下と鈴木閣下との応答のおことばを耳にしたわたしは、人間として最大の感激に打たれた」 と書いている。
😈 一方、帝国憲法は第１３条において「天皇が開戦と終戦を決定する」と定めていた。 陛下のお言葉は終りました。 ここに至り、鈴木貫太郎（すずき・かんたろう）首相は天皇に「御聖断」を仰ぎ、ポツダム宣言受諾が決せられた。
昭和１９年、叱られるとばかり思っていた笠井さんは、阿南の思いがけない言葉に耳を疑った。
その試案によれば、天皇の親書を携えた特使をソ連に送り、対アメリカ、イギリスとの仲介を依頼するというもので、木戸は出来上がった試案を昭和天皇に言上すると、昭和天皇は政務室のでされた木戸試案を熱心に読んだのち、とくに質問することもなく 「ひとつ、やってみろ」と許可した。